2006年度 ワークシート研究会6 第4回ワークシート研究会の報告

2021年2月20日土曜日

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4回ワークシート研究会の報告

日時20061019日(木曜日)
  
1800分~1930
会場
栃木県立美術館

 2006(平成18)年1019日、第4回ワークシート研究会が栃木県立美術館を会場に開催され、大学関係者4名、中学校関係者2名、美術館関係者5名、計11名の参加者がありました。
 今回は、前回の課題として、栃木県立美術館の
〈とちぎ美術探訪-県内ミュージアムが誇る日本絵画の名品たち〉展1029日~1210日)の出品作品から各自が1点を選んで作成してきたワークシートを発表しました。研究会参加者から4点、宇都宮大学1・3年生からは19点のワークシートが提案され、活発な意見交換が行なわれました。

【今回の議題】

課題の実例

描かれている人物にインタビューする、人物同士の会話を想像するといった例

……「今日のおしゃれのポイントは?」「二人はどんな話をしているかな?」

折りたたまれたワークシートを広げていくと問いかけが現れる例

A4の紙が3回折りたたまれており、最後に作品と作者の解説が出てくる仕掛け。
……
「わくわくさせて面白い」

事前に、描かれている人物の表情を想像して描かせる例
顔の部分を空白にしたワークシートを事前に用い、作品と見比べてもらう。

後ろ向きになっている画中の人物の表情を想像して描かせる例

あらゆる作品に対応可能なワークシートの例

特定の作品を対象にするのではなく、普遍的な問いを考えることで、どの作品にも対応させる。

主に話し合われた点

取り上げた作品の中に記された「変体仮名」の扱いをどうするか?
おそらく高校でも扱わないので、問いかけでは「文字」という言葉使いにとどめる。

ワークシート作りの上で、著作権の問題はどのように処理するのが適切か?
画像加工/書き起こしなど、様々な場合が考えられるので、今後の課題とする。

次回までの課題

今日のワークシートを各自で検証・分析する。

 

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